雷雲とうさ耳

お笑いとジェンダーと雑多なお気持ちと少しだけ旅。

ヨーロッパ(特にジュネーヴ)留学まとめ

いつもと趣向を変えていこうかなと思います。

私が留学準備をしたときは、「海外留学情まとめサイト」「ワーホリまとめサイト」的なものを見ながらでした。これらのサイト、基本的には見やすくてわかりやすくてとてもよろしいのですが、何が問題だったかというと、基本オーストラリア情報かアメリカ情報かしか載っていなかったことです。いやまぁ明らかに絶対数が多いからしょうがないんだけど。

つまり、ヨーロッパ旅行を一度もしたことがない私は、そこの情報をうのみにしながらおそるおそる準備するしかないわけです。「本当に、これが必要なのか…?」「本当に、これはいらないのか…?」と恐る恐るものを入れたり入れなかったりしました。

そこで私は強く、強く感じました。「色んなまとめサイト見るのめんどくさい!ジュネーヴに行く人用のまとめサイトが欲しい!」需要がないのは重々承知です。

とりあえず、「持ち物(いらないものの指摘含む)」「注意点」「ジュネーヴでやっておいた方がいいこと」あたりをざくっと書いておきます。

ないと死ぬもの

パスポート・海外留学保険証・ビザor滞在許可証・入学許可証・住居の契約書・航空券・現地通貨・クレカ/デビットカード

まぁ忘れたら流石におバカちゃんです。あと必ず手荷物に入れようね。大きいスーツケースに入れると見せられないよ。ちなみにスイスは滞在許可証を現地で受け取るために早めに送っておいたりしますが、スイス着いてからでも申請できます。すごくない?優しい世界。

私はクレカしか持ってませんがデビットカードあると便利らしいです。カードで大体行けます。現地通貨、初期は何かと現金で払う機会が多いので、10万くらい持って行くと大分楽な気がする。でも5万とかあればとりあえず安心。

忘れても死なないけど普通持って行くものたち

①洋服(スーツケース)

ヨーロッパ人、日本人と体の規格合わないから結構持って行った方がいいよ。一年間の留学なら、それなりにオシャレする用の服もないと辛いよ。一年間、長いよ。毎日Tシャツジーンズだとさすがに発狂しちゃう。あと、9月も6月も意外と暑いよ。夏用もちゃんと持ってこ。コート類は後から送ろ。イタリアじゃない限りは届くよ。どうせ部屋着はパジャマだよ。飾らずに行こう。

というわけで、Tシャツ×3、ジーンズ×2、おしゃれ着(入る分)、パジャマ、靴下、秋防寒、冬防寒

は必須。秋防寒は、春防寒にもなるような薄手のコートがおすすめだぞ。靴下はどうせなくなるし、ヨーロッパでもそれなりに買えるよ。水着は、泳ぎたい人は持ってったらいいと思う。なくても困らない。

そして、ヨーロッパに来る大学三年生に問いたい。あなたはロンドンキャリアフォーラムに行きますか。行くならスーツを持って行こう。留学先で買ったらさすがに破産する。ちなみにスーツがないことを理由にロンキャリに行かないことは勿論可能だ。私と一緒に一年延ばそうな。

②下着(スーツケース)

下着一週間分

これ、どことは言わないが貧弱な人はきっちり一週間分持ってこう。買うわけにはいかない。まじで。

③食べ物(スーツケース、乾き物は手持ち可)

どうしても食べたい日本食は持って行こう。あと顆粒だしは便利だしかさばらないぞ。愛してるわ。食費はばかにならないし、食べたいものが食べられた方が病まない。私的お勧めは顆粒だし・カレールウ。醤油はどこにでも売ってるからいらない。カレールウはあると楽だしこっちで買うと死ぬほど高いよ。米は送ってもらおう。

④生理用品(手持ちにも分けて入れておくが基本スーツケース)

言わずもがな。絶対に一年分持って行かないと後悔する。焦るし、ないかもしれないと思うだけで物事が手につかなくなる。絶対ないと後悔する。マジでもってって。私は「どうしよう!足りない!」って言って母親に送ってもらった。こっちの人はカップみたいなのを装着するらしくて、生理用ナプキンの性能が著しく低いのだ。

⑤電化製品系(壊れたら嫌だから手持ち)

スマホ・パソコン・充電器・カメラ・プラグの変換器×4・電子辞書・替え電池

これも忘れる人はいないと思うけど、大事だよ。ノートはパソコンで取りたいし課題もパソコンでするよ。スマホSIMカードは、ヨーロッパに来てから買うんだよ。ちゃんとSIMフリースマホを持って行こうね。ドライヤーとかコテは変圧器がないと使えないから持ってこない方がいいよ。変換器は、スイスだとCタイプっていうヨーロッパどこでも使える二穴のやつがいいよ。でも四角いのはささらないことがあるから、六角形のプラグを買おうね。死ぬよ。

⑥お風呂関係(液体系はスーツケース)

シャンプー・コンディショナー(ボトル一本+詰め替え一袋)、洗顔料(2本で十分)、目元化粧落とし、化粧水、歯磨きセット(旅行用)、旅行セットのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ、タオル、綿棒、歯ブラシ

使い慣れたものを使いたかったら、という程度。あ、でも旅用に使えるちっちゃいボトル、あれは普通に旅行行くときに使えるからいいぞ。化粧水は日本のを使った方がいいと思う。半年で一ボトル使い切るくらいだから、詰め替え用を一個持って行けば十分。持ってきすぎて後悔している(4袋余ってる)あと、地味に目元専用の化粧落としは重宝している。好き。でも持ってきすぎた。これも1・2本で十分。五本も持ってくるのは馬鹿(私)。メイク落としについては、水を使うと肌が荒れるので、現地でシート型のメイク落としを使ってます。シート型はいいぞ。タオルは多めに。泣きながらイケアに走ることになります。

シャンプーとかボディーソープとか、ないと不安なのはわかる。でもね、ヨーロッパの人たちはそこの歯ブラシで歯を磨き、そこのシャンプーやボディーソープで体を洗ってるわけよ。そしてパンテーンニベアもダブもある。持ってこなくていいよ。まじで重いだけ。日本と変わらん変わらん。

⑦化粧品(ジップロックに入れて手持ち)

これは間違いない。とりあえず1セット持って行こう。どうしてもいっぱい使っちゃいそうなやつだけ2つめも持って行こう。あとはいらない。不安になって化粧下地を五本くらい入れたくなるけどまじでやめよう。そんな使わないから。

⑧洗濯系(スーツケース)

洗濯ネット×5・洗剤

多分寮に併設されてるコインランドリーで洗うことになると思うので、絶対に持って行こう。破れたりするし、多めにね。洗濯ネット足りないと、コインランドリーで無駄に二回も洗濯することになって悲しい。本当に悲しいよ。

⑨薬(手持ち)

風邪薬生理痛の痛み止めは多めに。あとは胃腸薬とばんそうこう持ってれば何とかなる。

⑩本(飛行機で読みたいやつは手持ち)

紙辞書、学部留学する人は紙辞書持ち込み可だったりするので持って行った方がいい。日本語の本は持てるだけお気に入りのやつ持って行こう。四冊のうち二冊が学術書とかだと、白目を剥いて「ショウセツガヨミタイヨ…」って叫ぶ動物になっちゃう(私)。あと同人誌読みたい人は持って行った方がいいよ。オタク仲間に貸すと死ぬほど喜ばれるよ。

⑩文房具(手持ち)

ボールペン・シャープペンシル蛍光ペン

別に575にしたかったわけではない。現地で買うと性能が悪いか高いかなので吐血する。

⑩その他QOLを上げるもの(お好きに)

スリッパ・爪切り・耳かき・ポケットティッシュ・日焼け止め・イヤリング・体重計・体温計

何でイヤリングかっていうと、まともなイヤリングが存在しないから。私は未だに持ってこなかったことを後悔してる。ピアス開けてる人には関係ない話だけどね。スリッパは寮の部屋と共有スペースうろうろするときにめっちゃ便利やで。耳かき、あると嬉しいけど、私は綿棒に化粧水をしみこませたもので耳掃除するのが楽な人間になってしまった…。ポケットティッシュは、ヨーロッパだと分厚いから薄いやつを使いたい人は持って行こう。スイス留学組は冬でも山登ったりスキー行くかもなので日焼け止めはある種必須かもしれない。体温計も、病気になった時にあると「俺の…唯一の味方…」みたいになる、いや、ならない。体重計、太字にするようなものでもないんだけど、でも体重気にならん?軽いの持って行こう。

⑪いるとか言われるけどいうていらないもの

サンダル:少なくとも私はいらなかった。あるとオシャレの幅が広がるくらい。

裁縫用具:私縫物できない。

洗濯紐:よく考えたら寮の部屋には干すくらいのスペースはある。

大量の証明写真:証明写真機至るところにあるし、よく写ってないやつがずっとおきっぱになってると「はぁ…ブス…」ってなるよ。

液体について

液体を入れた100ml以下の容器を密閉できる透明な1ℓ以下の袋(ジップロック)に入れたものなら持ち込める。それ以外はスーツケースに。

トランジットについて

したことない人はわかんないかもしれないけど、一時間以内でトランジットは無理です。一時間半も厳しいです。航空券の詳細ちゃんと見てね。あと、空港には二時間前くらいには着こうね。私は何一つとしてクリアできなかったからあわあわしながらトランジット失敗したよ。

ここから先は主にジュネーヴ情報だよ

滞在許可証について

大学が送ってくれるフォーマットにもろもろ記入し、言われた通りの書類を集めて、スイスに行く前に送っておくのが吉。そうしないともらえるまで結構時間がかかってやきもきします。

保険について

大学から、必ず保険に入るようにとめちゃめちゃ言われます。私は東京海上の付帯海外留学保険みたいなやつに入ってました。大学が勝手に契約してくれます。そして、その保険に入ってるよーって示す書類を送れば、スイスのアホみたいにたっかい保険に入らずに済みます。ちなみにその書類を提出するのを忘れたまま半年放置すると「お前、罰金取るぞ!」っていう脅迫文がジュネーヴ州から届いて寿命が縮みます。気を付けてね。私は今提出中だよ(は?)

友達作りについて

なんか学生団体が手伝ってくれるし何とかはなる。でも英語できないと他の国からの留学生友達ができない。現地語できても、現地の学生は「現地語そこそこ喋れる外人」に興味ない。つらい。あとどうせ英語で話しかけられるから、英語できる人いいなぁってなる。

安全面

安全やけど0時前後に一人で出歩くのはあまりお勧めしない。まじで人おらんし。あと膝から上の出てる面積が多いと(ミニスカなど)男性にわざと触られる率が高い。キレそう。でもスイスはいるだけで平和ボケできる国。

費用面

外食はできなくなると思ってくれ。異常に自炊スキルが上がる。洋服は買えるけど高いねくらいの値段。化粧品は安い。交通費は高い。電化製品は日本と同じかちょっと高いかくらい。マックがコスパ悪すぎてみるたびに泣きそうになる。

勉強面

頑張れ。お姉さんは自炊スキルを身に着けている間に単位をばかばか落としたよ。

生活面

深夜の物音に敏感らしいとか、洗濯物外に干しちゃいけないらしいとか色々脅されたけど、深夜にトイレざーざー流しても寮だからへっちゃらだし、洗濯物はもとから外に干せない仕様になってます。あと、スーパーは平日でも7時とかまでしかやってないのでそこは注意です。一回土曜日の18:10にスーパーに着いたら18:00閉店で膝から崩れ落ちて泣きました。でも住んだら慣れるよ。ガチの働き方改革してこうよ。

観光スポット

リヨン(フランス)が近い。トリノ・ミラノあたりも行きやすい。じゅ、ジュネーヴの観光スポット…?…非常に住みやすい街だよ。

マジで言うと、大噴水と花時計と国連しかない。これはガチ。友達が日本から来てくれたりしても、案内のしようがない。非常に住みやすい街だよ…(心の叫び)

 

現場からは以上です。

もしこれ以外の情報が欲しかったら言ってくだされば随時更新します。